R-17 第04話

karte 4 「恋のために、親を殺せますか？」／夏也（一條俊）に弄ばれ傷ついた冴子（中山史奈）は、夏也にカッターで切りかかる事件を起こしてしまったが、芽美（中谷美紀）には心を開きすべてを話してくれるようになった。それにしても桜子（桃井かおり）が冴子を刺激するようなことを言わなければ事件も起きなかったのに…。芽美は桜子に抗議するが、ひょっとしたら冴子が事件を乗り越え心を開くことを見越していたりして…。一方、恵子（水川あさみ）は夏也にどんどんのめり込んでしまい、付き合うための金欲しさに中年男をだましてサイフを奪うような犯罪にまで手を染めてしまう。そんな折、恵子は夏也から1千万円あれば南の島で2人だけで暮らせるのに、という甘い言葉を聞かされる。さすがに1千万円という大金は…。しり込みする恵子を夏也は冷たく突き放して…。恵子がだました中年男に見つかり暴行を受けてしまう。警察から連絡を受けた芽美が引き取りに行くが、恵子は忠告も聞かずどこかへといなくなってしまう。もしかして…。芽美は依然カヲル（黒沢優）に教えてもらった美加（佐藤仁美）の出版社のフリールームへとやってくるが、美加から「お宅みたいな人って、何考えてんの？」と露骨に挑戦的な言葉を投げかけられる。何度も電話しても出てくれない夏也に恵子はパニック状態に。人目もはばからず狂ったように携帯のリダイヤルを押し捲る恵子に芽美は声を掛けようとするが、乃木（田辺誠一）は「無駄だよ」と押しとどめる。芽美は夏也を訪ね、恵子とのことを問いただす が、逆に携帯に何回も電話してくる恵子をストーカーと決め付け、自分の方が被害者と開き直られる。