森村誠一ミステリースペシャル 終着駅シリーズ #25 途中下車する女(2011/09/24放送分)
Aired on 2011/09/24
1h 33mins
Play
Watch LaterAre you the member?Login
#25 途中下車する女/新宿西署管内のマンションで、牧島良夫(浜田学)という商社マンが死体で発見された。牛尾刑事(片岡鶴太郎)たちが現場に急行すると、後頭部を一撃されてベランダに倒れている牧島の遺体があった。凶器はかなり重い物体だと推測されたが、現場にそれらしきものは見当たらない。何より不思議なのは、その部屋が密室状態だったことだ。
森村誠一ミステリースペシャル 終着駅シリーズ #25 途中下車する女(2011/09/24放送分)
#25 途中下車する女/新宿西署管内のマンションで、牧島良夫(浜田学)という商社マンが死体で発見された。牛尾刑事(片岡鶴太郎)たちが現場に急行すると、後頭部を一撃されてベランダに倒れている牧島の遺体があった。凶器はかなり重い物体だと推測されたが、現場にそれらしきものは見当たらない。何より不思議なのは、その部屋が密室状態だったことだ。現場はマンションの5階の角部屋、状況からして上あるいは下からの侵入は不可能、また隣室からベランダを乗り越えて侵入した形跡もなかった。凶器も侵入経路もわからない、厄介な事件…。捜査の糸口は犯行動機、つまり牧島の交友関係を当たっていくしかない。牛尾たちは、被害者の周囲にトラブルがなかったか徹底的に洗い出すため聞き込みを強化した。だが、牧島の評判はよく、恨みを持つ人物は浮かび上がってこなかった。そんなある日、現場付近で聞き込みしていた牛尾に、ひとりの男が声をかけてきた。その初老の男・古木久俊(石橋蓮司)は、被害者に面識はないが、同じ商社マンだった経験から、牛尾にこう助言した。被害者には二面性があったのではないかと…。古木によると、若い商社マンは出世のために職場で“よい人間”に徹するため、自分より弱い立場にある者にストレスを爆発させることが多いというのだ。調べてみると、確かに牧島には会社関係者に見せる顔とは別の、横暴な一面があったとわかる。隣人からも、1年ほど前、ひとりの男が訪ねてきて牧島と言い争っていたという証言が取れた。もめていた相手は、駅前の喫茶店の店主だという。
Series:森村誠一ミステリーSP