人斬り与太 狂犬三兄弟【深作欣二監督×菅原文太】

「撃ち殺って、俺ものし上るんだッ！」「お前も奴の首を殺る夢を見たか！？」まだ、関東大震災の爪痕が残る昭和十年代浅草。この街では全国に縄張りを持つ関東侠友会と地元やくざ花森組が張り合っていた。そんな中、花森組系の若いチンピラたちが、侠友会総長を狙撃したことから端を発し、遂には列島全土を震撼させる暴力抗争へと発展していく…。

そこに首領（ドン）が二人いる限り、血の抗争にピリオドは打てない！ある新聞記者がスッパ抜いた政財界スキャンダルが、後に日本全土を震撼させる凄絶なやくざ戦争へと発展する。暗黒の太陽にも似た首領の指令の下、斗いを貫ぬく男たちの巨大なる集団の系譜。その熾烈な渦中で織り成す男同士の友情、侠気、そして男と女の愛憎が描き出される。

この日本に首領は一人！果てしなき欲望は巨大利権争奪の国際舞台へ。全国制覇を目指す日本最大の暴力ファミリー中島組がいよいよ東京進出に踏み切る中、その面前に、東京の暴力団のもうひとりの首領大石剛介が立ち塞がった。中央の政財界をも後ろ楯にした2つの巨大な力の衝突は、日本の政治はおろか国際利権争奪の大陰謀にまで発展してゆく…。

安藤昇が自ら描いたやくざの実態。昭和7年、ドスと鉄砲（ハジキ）の新宿街…。昭和初期、帝国陸軍が満州平野へ侵入した頃、東京の新宿には通称爆弾マッチと舎弟分のオートンの勝、フーテンの政、小光らの愚連隊が羽振りをきかせていた。

近代組織暴力史上、最も勇名を馳せ、最後の侠客と呼ばれた鉄砲玉・夜桜銀次。酒と女と銃だけを愛して、野獣のように暴れまくった一匹狼の凄まじい生きざま。夜桜銀次こと平尾国人は、兄弟分である石野組組長・石野一郎が別府で激しく対立する坂口組に狙撃されて重傷を負ったことから坂口組幹部を殺害する。

横浜暗黒街を牛耳る大組織･睦連合から大量の麻薬を横取りした矢吹竜太とそのマミー･マサは、兇悪なギャングの母子である。マサは、末端価格15億円にも及ぶ麻薬を二年後に香港で捌き、ナイトクラブを経営する腹であったが、派手好みのうえ、飲む、打つ、買うと三拍子揃った竜太がマサに内緒でブツを除々に持ち出しては金に替えていた。

黒い政権を争う巨頭3人…。誰が「最後の首領」を名乗るのか！？関東・関西両首領、休戦三年と表向きには平穏無事な日々が続く中、東の首領大石と西の首領佐倉の対決に、政界の首領大山が加わり、サイパン島開発の利権を巡って、日本列島を震撼せしめる三つ巴の争いが展開される。果たして首領の座は誰の手中に？緊迫の大団円を迎える。

南太平洋せましと戦い抜いた海の男！あふれるユーモア！胸をうつ感動！木田勇太郎は佐世保海軍工廠で働きながら駆逐艦雪風を製作した。木田はこの船を愛しており、設計者の山川少佐に嘆題し、海軍に応召して雪風の乗組員となった。雪風は戦火の中でも無傷のまま多くの戦果を収めた。木田は内地に帰還した際、艦長の妹の由起子に好意を抱く。しかし、戦局は悪化し…。

戦後最大の危機。四代目の座を掴むのは誰か！？首領一族の愛と離散。組織の頂点に立つ首領の狙撃事件によって、巨大な組織を誇って日本列島に君臨してきたファミリーの首領が逝った…。その瞬間から残された家族や組の男たちは、混乱する現状を、どのように生き、どのように行動したのか…。日本最大の広域暴力団の内面を抉ろうとする問題作。

大ヒット作「仁義なき戦い」シリーズの実録トリオ、主演・菅原文太、監督・深作欣二、脚本・笠原和夫が新たなアングルでやくざの世界を追求した強烈なバイオレンス映画！倉島署捜査二課の部長刑事・久能徳松が警官になったのは、拳銃を持てるという単純な理由から。昇進は諦めたものの、今は暴力班のベテラン刑事として腕を振るっていた。

組織拡大のもとに暴力部隊は西に東に日本地図を血で染めてゆくその裏側では、政界や右翼の大物とコネをつけ、大企業と相互依存を図りながら一層の強大な組織を作り上げるといった組織のためには非情にならざろうえない‘首領’の知られざる暗部を描き切る。

私は、この子たちと生きていく。東京の郊外の大学に通う花（はな）は、おおかみの血を引く≪おおかみおとこ≫「彼」と恋に落ちた。共に暮らし始めた二人の間に生まれてきた子どもたちは、「人間とおおかみ」のふたつの顔を持つ、≪おおかみこども≫だった。二人は、雪の日に生まれた姉に雪（ゆき）、雨の日に生まれた弟に雨（あめ）と名づけた。

守るべき人がいる。果たすべき使命がある。私たち誰もが知っている＜忠臣蔵＞は、まだ物語の途中だった。 討入りから16年間、名誉の死を許されなかった寺坂吉右衛門と瀬尾孫左衛門。二人は、それぞれの使命を果たすためだけに懸命に生きてきた。吉右衛門は赤穂浪士の遺族を捜して全国を渡り歩き、ついに最後の一人にたどり着く。

八つ墓明神の祟りか！計画的な殺人か？名探偵 金田一耕助の推理が冴えわたる！戦国時代。金に目が眩んだ村人たちに皆殺しにされた8人の落武者。その8人の落武者に祟られたこの村はいつしか、八つ墓村と呼ばれるようになった。そして今、再び血にまみれた戦慄の事件が次々とこの村を襲う。怨念か。それとも計画的な殺人か。今なお語り継がれる金田一耕助映画屈指の異色作！

組織拡大のもとに暴力部隊は西に東に日本地図を血で染めてゆくその裏側では、政界や右翼の大物とコネをつけ、大企業と相互依存を図りながら一層の強大な組織を作り上げるといった組織のためには非情にならざろうえない‘首領’の知られざる暗部を描き切る。

大ヒット作「仁義なき戦い」シリーズの実録トリオ、主演・菅原文太、監督・深作欣二、脚本・笠原和夫が新たなアングルでやくざの世界を追求した強烈なバイオレンス映画！倉島署捜査二課の部長刑事・久能徳松が警官になったのは、拳銃を持てるという単純な理由から。昇進は諦めたものの、今は暴力班のベテラン刑事として腕を振るっていた。

「その夢を好きになってもいいですか-。」小学6年生の正一は小学生最後の春休み、ひとりで父親の住むオーストラリアに向かう。しかし父は商社を辞め、自然保護運動をやっていた。父はオーストラリアの南に在るタスマニア島に住んで、幻の動物と言われるタスマニア・タイガーを探していたのだ…子供のような父親と、大人のような息子の心のふれあいを温かく描く。

新幹線ひかり109号が、爆弾を仕掛けられたまま発車した…。日本が世界に誇る超特急・新幹線ひかり号に爆弾が仕掛けられた。全国民が恐怖に怯え見守る中、千五百人の乗客を乗せたひかり号は驀進する。緻密な計画のもと、着々と計画を実行する犯人と捜査当局との対決、極限状態におかれたさまざまな人間模様がドラマチックに展開する。

学生ラリーに琵琶湖駅伝！若大将が猛ダッシュ。シリーズ第11弾！京南大学陸上部の“若大将”こと田沼雄一は、怪我をした青大将の代わりに全日本学生ラリーに出場し5位の結果に。実家に戻った雄一に見合いの話が。雄一は見合いを断るが、父・久太郎の勘違いで澄子は傷心し姿を消してしまう。落ち込む雄一だが、琵琶湖駅伝の日が迫っていた！

ヨーロッパを舞台に若大将の魅力が堪能できるシリーズ第7弾！京南大学・スキー部キャプテン“若大将”こと田沼雄一は、マッターホルンでスキーを楽しんでいた。そこでスチュワーデスの澄子と知り合い、ローマでデート。帰国後パリで知り合った娘が雄一に会いにやって来ると、澄子は二人の仲を勘違いして、ヨーロッパに帰ってしまう。

社長業に追われるスーさんのもとに、かねてからの大親友・山内が訪ねてきた。一人息子・健吾の一目惚れした女性との縁談をうまくまとめてほしいというのだ。その女性とは、何と営業三課の佐々木課長の一人娘・志野だった。さっそくスーさんは佐々木を呼び出し、縁談を持ちかけるが…。国民的人気コンビ、ハマちゃん＆スーさんは永遠に不滅です！

もう一度、逢いたかった。人は甦る。儚く切ない想いのもとに…。死者が蘇る不思議な現象の顛末を描いたヒューマン・ファンタジー。九州阿蘇のとある地域。ここで少し前から驚くべき現象が頻発していた。死んだ者が、死後も自分のことを想い続けてくれた人の前に、ある日突然現われるのだ。

横浜暗黒街を牛耳る大組織･睦連合から大量の麻薬を横取りした矢吹竜太とそのマミー･マサは、兇悪なギャングの母子である。マサは、末端価格15億円にも及ぶ麻薬を二年後に香港で捌き、ナイトクラブを経営する腹であったが、派手好みのうえ、飲む、打つ、買うと三拍子揃った竜太がマサに内緒でブツを除々に持ち出しては金に替えていた。

日本脱獄史上最大の暴動事件を煽動実行した鉄の男二人--鉄格子への憎しみが地獄の島根で炸裂する！昭和23年、島根刑務所内。暴力団幹部殺害の罪で9年の懲役を科せられている沢本は、情容赦ないこの所内で反発心を募らせていく。そんな沢本とは対照的な模範囚・川村は仮釈放。一方、看守の制服を奪って逃亡に成功する沢本であったが…。

一国の総理を決めることも消すことも、可能な男。黒幕とは、一体！？影の総理、または日本の黒幕と呼ばれる山岡は、国民党総裁の平山とともに航空機売り込みに絡み、外為法違反および脱税容疑で、東京地検と国税庁の家宅捜索を受け、山岡邸周辺は、政治団体や報道陣でごった返す。そんな中、山岡の刺殺を試みる謎の少年テロリストも出現する。

きらり光は、血か汗か！？諸肌脱いで、一気に描く任侠道！！任侠道に徹し折り目正しく生きる竜神一家の貸元・竜崎市蔵は、人望も厚く、評判の一家を構えていた。だが、自らの一家をぶっ潰しても、兄貴分にドスを向けねばならなかった…。仁義の奔流、渡世の激流…。義理、人情、掟にしばられた男たちの姿を描く任侠映画の集大成。

愛は知っていた。寡黙な愛ほど強く激しいことを。昭和史の起点となった五・一五事件から二・二六事件までの風雲急を告げる動乱の中、時代の波に翻弄されながらも信念を貫き生きる寡黙な青年将校と、その妻との愛と生きざまを、一大叙事詩として二部構成の雄大なスケールで綴った感動のドラマ。

「撃ち殺って、俺ものし上るんだッ！」「お前も奴の首を殺る夢を見たか！？」まだ、関東大震災の爪痕が残る昭和十年代浅草。この街では全国に縄張りを持つ関東侠友会と地元やくざ花森組が張り合っていた。そんな中、花森組系の若いチンピラたちが、侠友会総長を狙撃したことから端を発し、遂には列島全土を震撼させる暴力抗争へと発展していく…。

一度は地獄に行かねばなりません。だから、墜ちる前に見ておけ。親の顔も知らぬまま、孤児として20年の歳月を過ごした美しき娘、水沼アキのたどる数奇な運命…。自らの呪われた出生の秘密を知り、姦通の罪によって地獄でのたうつ母の姿を目の当たりにする。さらには、自分が腹違いの兄を愛してしまっていたことを知ってしまう…。

関西の異色歌手・ミス花子が歌う大ヒット曲「河内のオッサンの唄」をモチーフに映画化。ガラの悪さとガメツさで天下一品の河内男の心意気を、ユーモアとアクションたっぷりに描く。

近代組織暴力史上、最も勇名を馳せ、最後の侠客と呼ばれた鉄砲玉・夜桜銀次。酒と女と銃だけを愛して、野獣のように暴れまくった一匹狼の凄まじい生きざま。夜桜銀次こと平尾国人は、兄弟分である石野組組長・石野一郎が別府で激しく対立する坂口組に狙撃されて重傷を負ったことから坂口組幹部を殺害する。

舘ひろし--映画「野生の証明」やTV「西部警察」などで、すでにその魅力の片鱗は知られていたが、ついにその個性を最大限にブロウ・アップする時がやって来た！熱狂的な人気を集めたロックグループ「クールス」のリーダーから、ソロ・シンガーとして、そして映画スターと80年代をエネルギッシュに活躍してきた舘ひろしがその個性を最大限に魅せた作品。

「しぐれか、雨か、血の雨か…。舞う粉雪に、吼える男の唐獅子牡丹！」数年ぶりに出所した秀次郎が、郡山を訪ねる。そこには、掛けだし中の義兄弟が一家を構えるも、古くからの大きな一家と対立していた。喧嘩状を叩きつけての血の流し合い、手打ち、そして草鞋を履いての4年後。再び郡山を訪れるが、新たなる抗争に巻き込まれるのであった…。

「縞の着流し二つに割れば、俺の命の唐獅子牡丹。」赤い木枯し唸るドス。とある一家に草鞋を脱いだことで、金沢へと旅立つ秀次郎。そこでも、二つの一家が工事権を巡って争いの渦中に巻き込まれ、一宿一飯の義理から、昔の恋人の夫を斬らねばならなくなってしまう。そんな中、あこぎな一家のやり口を見かねた秀次郎は、悪一派に怒りのドスを向ける。

浅草（えんこ）に帰った暴れ唐獅子！見せてあげましょ唐獅子牡丹！！旅から故郷・浅草に戻った男は、義兄弟の世話である一家に草鞋をぬぐが、一宿一飯の義理で、昔の恋人の夫を心ならずも斬ることに。その罪滅ぼしに、未亡人とその一家のため、尽力するが、そのことで、この世でたった二人の義兄弟と白刃を交える宿命になる…。シリーズ第6弾。

に組の纏は浅草（えんこ）のいのち、ドスで守るぜ、唐獅子牡丹！！昭和初期の浅草。今回は、火消し纏に命を賭ける鳶政一家の男たちが、工事利権に汚く動く博徒・阿久津組のあこぎな振る舞いに対し、意気地と侠気と友情を見せる姿をお馴染みのヒットメロディーにのせて、熱と力、笑いと涙で、ダイナミックに描く「昭和残侠伝」シリーズ第4弾。

「このドス抜くのァいいけれど、罪もねえ月夜桜が散りますぜ。」東京・深川にある料亭・喜楽。父が後妻を娶ったことで、家を出て渡世に身を沈めた秀次郎。父と妹の急死を知り、実家を訪ねると、そこには失明した義母と妹の夫が細々と喜楽を守っていたが、新興博徒の魔の手脅かされていた。秀次郎は身分を隠し、板前として働き始めるが…。

「白木の鞘がまたひと暴れ！唄うぜあの唄、吠えるぜ唐獅子！」昭和の初め、栃木県の石切場を舞台に、心ならずも斬ってしまった榊組三代目、そして卑劣な左右田組の仕打ちに耐える残された妻とその子に仇と名乗ることも出来ず、陰になって助ける秀次郎。背中の唐獅子牡丹の刺青に、やくざ男の悲哀とど根性をみせる任侠大作シリーズ第2弾。

心の中じゃ兄弟分、渡世の義理が二人を割った！雪に裸の唐獅子牡丹！昭和の初め。渡世の義理が抜かせた刃に、一人の男が片腕を失う。5年後、荒んだ生活を送るその姿を目にした男は、心を痛める。だが、木曽国有林の入札をきっかけに、二人はまた心ならずも白刃を合わさなければならなくなってしまう…。「昭和残侠伝」シリーズ第5弾。

「さわぐ海鳴り刀と刀！夕日に吠える唐獅子を、無言でみせる任侠一匹！」昭和初期の千葉の漁港町を舞台に、親分を闇討ちした仇を捜す男が、皮肉にもその妹と相愛の仲に。しかもその仇は、悪辣なやくざ網元の客分となっていた。そんな中、恩義を受けた老舗網元が、そのやくざ一派からあこぎな嫌がらせを受け、男は殴り込むが…。シリーズ第3弾。

「斬った張ったの時世じゃねえが、斬らにゃ男の名がすたる！」名曲“唐獅子牡丹”のメロディーに乗せて、高倉健が男の魅力を存分に発揮する人気シリーズ「昭和残侠伝」シリーズ第1弾。終戦直後、瓦礫の街と化した浅草を舞台に、熱血の青年親分が、持ち前の侠気と意気地で新興暴力団に挑戦し、悪を一掃するまでの壮烈な争いを描く。

学生ラリーに琵琶湖駅伝！若大将が猛ダッシュ。シリーズ第11弾！京南大学陸上部の“若大将”こと田沼雄一は、怪我をした青大将の代わりに全日本学生ラリーに出場し5位の結果に。実家に戻った雄一に見合いの話が。雄一は見合いを断るが、父・久太郎の勘違いで澄子は傷心し姿を消してしまう。落ち込む雄一だが、琵琶湖駅伝の日が迫っていた！

消えた御用金！激突する剣と謀略！痛快！スペクタクル娯楽時代劇！鯖江藩領内の漁村で、すべての村民が忽然と姿を消した。人々はこの事件を“神隠し”と呼び恐れおののいた。三年後、江戸にいた脇坂孫兵衛は鯖江藩士に襲われる。財政難にあえいでいた鯖江藩が、難破した船から御用金を横領し、口封じのため村民たちを皆殺しにした。それが三年前の“神隠し”の…。

大ヒット作「仁義なき戦い」シリーズの実録トリオ、主演・菅原文太、監督・深作欣二、脚本・笠原和夫が新たなアングルでやくざの世界を追求した強烈なバイオレンス映画！倉島署捜査二課の部長刑事・久能徳松が警官になったのは、拳銃を持てるという単純な理由から。昇進は諦めたものの、今は暴力班のベテラン刑事として腕を振るっていた。

※本編はカラーです。／京南大学アメリカンフットボール部の新若大将こと梅野正三は、部の予算が足りないため、青大将の父親から百万円の寄付をもらうことに。しかしマネージャーがそれを増やそうと株を買うが、その株が大暴落。穴を埋めるために正三は親の店のお金を勝ってに持ち出してしまう。

関西の異色歌手・ミス花子が歌う大ヒット曲「河内のオッサンの唄」をモチーフに映画化。ガラの悪さとガメツさで天下一品の河内男の心意気を、ユーモアとアクションたっぷりに描く。

柄が悪くてド助平、勇気と度胸があって、情にもろい“河内のオッサン”こと徳田松太郎、通称徳松は30才過ぎてもまだ一人者の白タクの運転手。バクチ好きだがバク才のない彼はいつも身ぐるみ剥がれて丸裸の朝帰りとなる始末である。そんな徳松にも好意を寄せる娘があり、バクチを止めさせようと常々忠告するが、自らバクチの天才と思い込む彼には馬耳東風。ところがある日…。

ヨーロッパを舞台に若大将の魅力が堪能できるシリーズ第7弾！京南大学・スキー部キャプテン“若大将”こと田沼雄一は、マッターホルンでスキーを楽しんでいた。そこでスチュワーデスの澄子と知り合い、ローマでデート。帰国後パリで知り合った娘が雄一に会いにやって来ると、澄子は二人の仲を勘違いして、ヨーロッパに帰ってしまう。