最も遠い銀河 第一夜
2013
1h 45mins
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第一夜/今から10年前、小樽の海でほぼ白骨化した若い女性の死体が発見された。身元を示す遺留品は首にかけられたテッポウユリのペンダントのみ。小樽北署の渡刑事(三浦友和)を中心に捜査が行われるが、上からの命令で捜査は打ち切られてしまう。あれから10年、渡が定年の日を迎えた。あの事件のことを引きずりながら小樽北署を去る渡、その体は…。
最も遠い銀河 第一夜
第一夜/今から10年前、小樽の海でほぼ白骨化した若い女性の死体が発見された。身元を示す遺留品は首にかけられたテッポウユリのペンダントのみ。小樽北署の渡刑事(三浦友和)を中心に捜査が行われるが、上からの命令で捜査は打ち切られてしまう。あれから10年、渡が定年の日を迎えた。あの事件のことを引きずりながら小樽北署を去る渡、その体は末期がんに侵され余命1年と宣告されていた。心臓が弱い妻の鈴子(風吹ジュン)にはとても打ち明けることはできない。渡は新たな心の闇を抱えることになってしまう。帰宅した渡は偶然テレビであのペンダントの話を耳にする。ジュエリーデザイナーの李京愛(中村ゆり)が無名のころ、自らがデザインしたテッポウユリのペンダントを買ってくれた人、それが人生の恩人…。テッポウユリ!?一瞬にして10年前の記憶を蘇らせた渡は、李京愛について調べて欲しいと小樽北署へ電話をかける。そのころ、軽井沢では新進気鋭の建築家・桐生(伊藤英明)が設計した芸術ホールの完成披露パーティーが行われていた。桐生はホールの理事長・鎌田(神山繁)から、サンライズ実業の清家淳蔵会長(津川雅彦)の孫で会長秘書の茜(蒼井優)を紹介される。他愛のない会話から急速に距離を縮めていく桐生と茜。東京でまた、と去っていく茜を微笑みながら見送る桐生だったが、その姿が見えなくなった瞬間、ふっとその顔から笑みが消える。ペンダントをきっかけに刑事としての執念が甦ってきた渡。その脳裏には20年前、自らの娘・梢を亡くした苦い過去が…。
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