可愛いだけじゃダメかしら？ 第06話

第6話 同窓会で勝負／ゆうこ（榎本加奈子）、せつこ（山口紗弥加）、エミ（希良梨）、千晶（上良早紀）、亜希（菊池百合子）たち5人は、真里亜（川島なお美）のクラスの補習で、伊豆長岡温泉に合宿に行かされることになった。せつこは温泉、エミは釣りと、勉強よりも旅気分でウキウキなのだが、ひとり落ち込んでいるのがゆうこ。実はゆうこの実家は伊豆長岡だったのだ。田舎では地味で目立たなかったうえにバカというイメージだったゆうこは、友人にも親にも会いたくない。そんな折、ゆうこと同郷のコウジ（岡田義徳）も偶然、実家に帰っていた。伊豆長岡に着いたゆうこたち。ゆうこの足どりが重いのをなんとかせつこが励ましている。ゆうこには美人で頭も良く、男の子にもモテて、人気者のみどり（小嶺麗奈）という同級生がいた。ゆうこは学生時代、みどりに憧れていたが、どうも彼女と話すとコンプレクッスのためまともに話せない。だから、同級生の中でもみどりだけには会いたくなかったのだ。しかし、宿泊先のホテルの前で偶然、同級生に会ってしまい、みどりを含めた同級生と会うことになってしまった。ゆうこの心を察して、せつこは一緒に付き合うことにする。ハデハデの格好で同級生の前に音楽に合わせて得意のダンスをしながら現れたゆうことせつこ。しかし、みどりの「へぇ、あの杉山ゆうこがねぇ」の一言で、ゆうこは途端に弱気になってしまう。さらにみどりに「バカじゃなきゃ、こんな服着れない」とまで言われ、同級生はみどりに同調し始め、ゆうこを軽蔑の目で見る。するとせつこは「ゆうこは渋谷辺りじゃ有名人だよ」と、ゆうこの肩を持つ。