可愛いだけじゃダメかしら？ 第09話

第9話 ずっと君が好きだった／ゆうこ（榎本加奈子）、せつこ（山口紗弥加）たちが卒業して数ケ月が経過し、それぞれ社会人として生活を送っている。ゆうこはアパレル業界で仕事をしているが、毎日伝票整理や服の管理など、華やかな世界とはかけ離れていた。一方、せつこはジュエリーショップで働き、エミ（希良梨）はダイナーでバイトをしていた。そんな折、ゆうことせつこは久々に居酒屋で会う。せつこはゆうこに何か話がありそうだったが、そのタイミングを逃していた。すると居酒屋で、ゆうこと同じ会社の藤本（斉藤陽一郎）と出くわした。藤本はゆうこの会社ではエリートで、女子社員の人気も高い。後日、ゆうこは藤本から、せつこを紹介して欲しいと頼まれる。数日後、ダイナーにやってきたゆうこは偶然コウジ（岡田義徳）と再会する。エミはコウジとゆうこを店から追い出した。しょうがなく入ったおでん屋で、ついにコウジはゆうこに告白する。一方、道彦（草刈正雄）に、「女性の耳が好きだ」と言われた真里亜（川島なお美）は、ピアスを選びにジュエリーショップへ。そこで偶然せつこと出会う。真里亜はせつこの左薬指に指輪を発見。せつこが結婚することを知った。せつこは「ゆうこには何となく話せない」と、真里亜に相談する。数日後、ゆうこに結婚することを話すことに決めたせつこは、ゆうことダイナーで待ち合わせ。一方のゆうこも、藤本の事をせつこに話さなければ…と思っていた矢先だった。ゆうこに結婚することを話したせつこは、ダイナーの前で待たせていた彼を紹介する。2人の仲むつまじい様子を見ていたゆうこは気持ちの整理もつかぬまま、ダイナーを飛び出してしまう。