可愛いだけじゃダメかしら？ 第05話

第5話 届け！恋心…／バレンタインデーが近づいたある日、ゆうこ（榎本加奈子）とせつこ（山口紗弥加）はチョコレート売りのバイトをしていた。するとそのお客の中に、地味な女子大生・杉山洋子（佐藤仁美）がチョコを買おうかと迷っていた。せつこがその地味女を見つけてゆうこの肩を叩いた。洋子の姿を見たゆうこはびっくり。なんと洋子はゆうこの実の姉だったのだ。数日後、ゆうこはせつこを誘って、洋子の通っている有名女子大学へと向かった。そのキャンパスで、良家のおぼっちゃま風の男・西野（草野康太）の姿を遠くから見ている洋子の姿があった。ゆうこは洋子の本命は西野だと確信し、洋子のために恋のアドバイスをすることにする。ダイナーで、ゆうこはせつこやコウジ（岡田義徳）に洋子のすばらしさを話していた。家族にもバカだと見放されていたゆうこを洋子だけは優しくしてくれたのだと言う。だからそんなお姉ちゃんのためにも、何とか役に立ちたいと言うゆうこだった。あくる日、ダイナーに出かけた真里亜（川島なお美）は、道彦（草刈正雄）からバレンタインデーの思い出を聞いていた。道彦は大学を卒業する前、ロッカーに置いてあったテニスラケット型のチョコレートが宛名が書いてなかったため、誰だか分からずじまいだったと話す。動揺を隠せない真里亜。当時、どうりで思いが届いていなかったんだわ…と自分のドジさにがっかりしていた。数日後、ゆうことせつこは洋子を連れて、ブティックへと向かった。まずはファッションから洋子を変えようというのだ。さらに、ゆうこの部屋でメイクのレッスンを受ける洋子。最初は困惑気味だった洋子も次第に楽しくなってきた。