稲川淳二の超こわい話 青い部屋 第03話

＃4 44年ぶりの同窓会／深夜の訪問者／「44年ぶりの同窓会」稲川さんの高校時代の同窓会が44年ぶりに開かれることになった。2年ぶりに友人から「同窓会に行く」と電話が入る。ところが同窓会に行くと、その友人は来ていない。その友人は実は2年前に死んでいた…。ほかに、「深夜の訪問者」を収録。

＃3 ヘアピース／枕／「ヘアピース」稲川さんが親しい消防署長さんから聞いた話。昔、災害の被災地で救助にあたっていた時、瓦礫の下にヘアピースがあり、それを引き上げると、それはヘアピースではなく、そこに住んでいた奥さんの一部であった。その日、終了して夜テントに引き上げると不思議なことが…。ほかに、「枕」を収録。

＃2 二階の死体／宗教法人の道場の若者が逃げて、ある別荘にたどり着く。そこは空家のようである。一息をついた若者に二階から声が聞こえてくる。誰かいるのかと二階に行く若者。障子を開けるとそこには布団がひいてあって老人が寝ている。気付かれた若者が老人を滅多打ちにして殺してしまう。ところが警察が来るとその老人は腐敗していて1ヶ月も前に死んでいる。

＃1 最後の1枚～樹海～／富士の樹海で民宿を営んでいるAさんに、仲間から、樹海で死体が見つかった、と連絡が入る。服毒自殺らしいが、その男、写真を撮っていた。現像してみると、そこには…。