私は整形美人 第10話（最終話）

第1話 生まれ変わった私／容姿のことでイジメを受けてきた片桐美玲（石井杏奈）は、大学進学を機に整形して新たな人生を歩むことに。オリエンテーションの日、キャンパス内を緊張しながら歩いていた美玲は、同級生に突然声をかけられて大慌て。その場から逃げ出し、勢い余って坂口慧（本田響矢）にぶつかってしまう。坂口が怒っていると感じた美玲はすぐに走り去るが…。

第2話 人を見た目で判断するということ／整形であることを同級生たちに知られてしまい、その場から逃げ出した美玲。榎本穂波（久保田紗友）は美玲を心配する素振りを見せるが、慧は穂波に対して冷たく接する。美玲が落とした香水を拾った慧は、「片桐美玲」という名前と香水で、彼女が中学の同級生だったことを思い出し…。

第3話 封印していた記憶／須藤大河（室井響）によって美玲が整形しているという噂が大学中に広まっていた。やめさせようとする設楽紗季（秋谷百音）と岸本みどり（すずきゆい）だったが、これ以上騒ぎを大きくしたくない美玲は2人を止める。しかしそのとき、須藤の叫び声が。美玲が声のする方を見ると、須藤が頭からうどんを浴びていて、そのすぐ後ろには慧が立っていた。

第4話 目に見えなかった真実／母・雅美（田中美里）が怪我で嗅覚を失ったことを知ってから動揺を隠せずにいる慧。一方、キャンパスを歩いていた美玲は、大学の先輩・向井優（長妻怜央）から突然声をかけられる。美玲に一目惚れした優は、彼女を食事に誘うが…。いつもと様子の違う慧を心配し、すぐに雅美に会いに行くべきだと伝える美玲。

第5話 恋の歯車が動き始めた…？／慧が美玲を意識し始めたことにいち早く気づいた紗季は、教室で美玲に慧のことをどう思っているか尋ねる。すると、“良い友達”だと美玲は返答。それをすぐ隣の席で聞いていた慧は、ショックを受ける。そんな中、美玲は優と人生初のデートへ。気が気でない慧の様子を見かねた紗季は美術館のチケットを渡し、美玲をデートに誘うようにと…。

第6話 素敵な彼に似合う人／慧との仲を取り持ってほしいと穂波から頼まれた美玲は、複雑な想いを抱きつつも慧を食事に誘い出す。食事の席で、相変わらず穂波に冷たく接する慧。気まずい雰囲気だが、心のどこかで慧と穂波がお似合いだと感じた美玲は2人きりにさせようと気を利かせて店を出る。そんな美玲を追いかけ、慧は穂波を1人店に残して外へ。美玲に追いついた慧は…。

第7話 気付いてしまった敵意／自分の想いを打ち明け、逃げずに返事を聞かせてほしいと伝える慧。しかし、未だ自分に自信が持てない美玲は慧の気持ちを素直に受け止めることができず、2人の仲はぎこちなくなってしまう。以前のような関係に戻りたい美玲は悩み抜いた末、穂波に会って話をすることに。そして、もう慧とのことは協力できないと告げるが…。

第8話 美しさへの執着／穂波のことで思い悩んでいた美玲のもとに、今から会えないかと優から連絡が。待ち合わせ場所に行くと、そこにいた慧と目が合ってしまう。2人のあいだに気まずい空気が流れるなか、ちょうど優もやってきて最悪の状況に。美玲は思わずその場から逃げ出し、慧も立ち去ろうとするが、美玲に告白しようと思っていると優から告げられて…。

第9話 私たち、付き合ってます！／慧と付き合い始めたことを同級生たちに知られたら、また何か言われるのではないかと不安に思う美玲。慧はそんな美玲に、みんなに付き合っていることを知ってもらいたいと伝える。美玲は思い悩んだ末、勇気を出してみんなの前で交際宣言をして…。そんな中、穂波の姿を隠し撮りした写真が誰かから学生たちに次々と送信されてくる。

第10話 幸せを見つけて／加藤聡（大原由暉）が穂波に危害を加えようとしていることを知った美玲と慧は、急いで穂波のもとへ。一方、穂波を追い込んだ加藤は塩酸の瓶を振りかざす。穂波の悲鳴が聞こえ、美玲と慧が声の方向へ向かうと、足早に歩く加藤を発見。逃げようとする加藤を慧は取り押さえるが、すでに穂波は塩酸を顔に浴びていた。美玲に声をかけられた穂波は…。