異世界居酒屋「のぶ」Season2～魔女と大司教編～ 第01話

episode 1／京都の路地に店を構えた居酒屋「のぶ」が異世界と繋がってから一年…。大将（大谷亮平）としのぶ（武田玲奈）が営むここ、居酒屋「のぶ」では今日も常連客のニコラウス（白洲迅）、ベルトホルト（阿部進之介）が唐揚げの味付け論争を繰り広げていた--。別の日、カウンターに見慣れぬ女性の一人客が。

episode 2／ある晩、ヨハン＝グスタフ（品田誠）が叔父である先帝陛下（大和田伸也）を連れて「のぶ」にやってくる。先帝陛下は、お互いに文化の異なる北方三領邦との難しい会議を明後日に控えていたが、大将から提供された魚料理の数々に舌鼓を打ちながら、会議を成功へと導くアイデアを思いつく。そして後日…。

episode 3／新月の夜、エーファ（新谷ゆづみ）から、酒と甘い物を好む魔女の話を聞いた大将としのぶ。そんな矢先、怪しげな女、イングリド（水野美紀）が「のぶ」に来店。イングリドを魔女だと疑うエーファの前で、イングリドはしのぶ特製のプリンを食べる。また後日、「のぶ」を訪れたエトヴィン助祭（田山涼成）とトマス司祭は、大司教ロドリーゴが…。

episode 4／大司教の来訪にアイテーリアが揺れる中、ダミアン（梶原善）の差し向けたゴロツキたちが「のぶ」にやってくる。ゴロツキに絡まれたヘルミーナ（堀田茜）だったが、たまたま居合わせたアルヌ（浅香航大）に助けられる。その後、アルヌは天ぷらを堪能しているとゴロツキたちが戻ってきて……。別の日、大将が立派な牡蠣を仕入れてきた。

episode 5／ある晩、妊娠中のヘルミーナの為、つわりに効くという秘伝のメニューを求めて家を飛び出したベルトホルト。翌朝、彼の行方を捜して「のぶ」を訪れたヘルミーナが大将やしのぶと朝食を食べていると、ベルトホルトが現れる。またある日、イングリドの弟子のカミラ（三原羽衣）が師匠を探して「のぶ」を訪ねる。

episode 6／すっかり「のぶ」の常連となったアルヌとイングリド。アルヌが頼んだキノコの天ぷらを見て、イングリドはキノコに関する昔話を語り出す。そんな二人に、大将はマッシュルームのアヒージョとペペロンチーノを提供する。数日後、アルヌの家来で料理人でもあるイーサクが「のぶ」を訪れる。

episode 7／ある晩、「のぶ」に吟遊詩人のクローヴィンケル（武田鉄矢）が来店。大将は牡蠣のグラタンを作るが、「これはこれで美味しいが、あなた自身の味ではないのでは？」とクローヴィンケルに指摘される。またある日、ダミアンから「のぶ」には魔女がいると吹き込まれたエンリコ（好井まさお）が来店。呪術の力を持つというエンリコは…。

episode 8／クローヴィンケルに自分の詩を見てもらったアルヌ。しかし、その詩は何か大事なことからの「逃避」であると見抜かれ、アルヌは落ち込む。一方、アイテーリアではロドリーゴ（松尾諭）による魔女狩りが進められていたが、その背後にはダミアンの陰謀が潜んでいた。ダミアンから「のぶ」が魔女のねぐらになっていると聞かされたロドリーゴは…。

episode 9／「のぶ」で再会を果たしたイングリドとロドリーゴは、久々に酒を酌み交わす。アサリの酒蒸しをアテに、思い出話に花が咲く二人。また別の日、「のぶ」を訪れたアルヌは、詩人の道を諦めて家業を継ぐべきか悩んでいた。そんなアルヌに、新作の肉じゃがを差し出す大将。そこに込められた深い思いとは？その頃、山道には…。

episode 10／年に一度のアイテーリアの大市が始まった。予想を上回る人出の多さに、開店準備を進める「のぶ」も大忙し。タイミング良く店を訪ねてきたリオンティーヌも手伝いを買って出る。店が開くと、町の常連客の他、先帝陛下やロドリーゴといった王侯貴族や聖職者らも続々と来店し、「のぶ」にゆかりのある客が一堂に会することに。