日本統一 北海道編 ノーカット完全版 第07話

第1話／北海道根室にある下塚食品の事業所にて支社長・西野浩一が何者かに撃たれた。大阪の下塚食品会長・下塚秀雄はこの事件の真相究明を川谷に依頼。氷室と田村、そして山崎一門の面々が北海道の地に降り立ち調査を開始する。

第2話／下塚食品の根室への工場誘致に反対していた小池が、根室の漁師・峰岸を撃った容疑で捕まってしまう。そんな中、根室の漁師たちが足繁く通う賭場を見つけてくる中島。氷室と田村は背後関係を探ろうと地元漁師に扮し、賭場へと潜入していくのだった。

第3話／氷室は、小池が根室の漁師のヒーローだったという噂について、ツヨシに尋ねる。すると30年以上前、領海侵犯でソ連に捕まったツヨシの父親を、小池が連れ戻したというのだ。そこで氷室と田村は冷戦時代、ソ連に対し日本が行っていた、ある裏取引について知ることとなる。

第4話／姿を消した賭博の元締め・川島を追って小樽に到着した氷室ら山崎一門の面々だが、そこで、ビルの屋上から飛び降り自殺を図ろうとする男の姿が飛び込んでくる。氷室は勤務先の旅行会社で酷いパワハラを受けているという山本つとむのことを放ってはおけず、牧場を営む彼の実家へと送り届ける。だが、そこに突然暴漢が襲撃を仕掛けてくるのだった。

第5話／氷室は、襲撃されたことを受けて、牧場に丈治等護衛を残し、さらに山崎一門の面々に根室に戻り、昏睡状態の下塚食品北海道支社長・西野浩一の警護を命じた。そして小樽港のフェリー乗り場へと向かった氷室と田村は、ある女の姿を見つけるのだった。

第6話／罠にハマり、川島のアジトで囚われの身となった氷室と田村。安否が心配で昂る山崎一門たち。だが、拷問中に川島は二人が侠和会のナンバー2と3と気付くのだが、自分の後ろに控えている“札幌のジュニア”への恐怖に駆られて二人を殺そうとする…。

第7話／薬物密輸に関わっている“札幌のジュニア”という言葉を頼りに、札幌へと向かう侠和会の面々。ロシアンマフィアからの密輸に関わっている組織が、すすきの最大の飲食チェーン・石村グループと突き止めると、いざ夜のすすきのへと調査に繰り出す山崎一門だった。

第8話／広木部長を問い詰めると、根室への下塚食品の工場誘致が決まったとき、“札幌のジュニア”石村信也から連絡があり、「新工場への投資を検討している」と西野支社長を石村に引き合わせたと打ち明けるのだった。根室の工場と薬物密輸との関係が見えてきた氷室だったが…。

第9話／広木部長を人質にとられ、“札幌のジュニア”石村信也との交渉の場であるコンテナターミナルへと行く氷室と田村。石村は自らの薬物密輸ビジネスに侠和会も協力することを要求。氷室がその要求を断った瞬間、頭上からロシアの殺し屋によるライフルの銃声が響いた！

最終話／石村が集めた薬物の隠し倉庫へと襲撃を仕掛ける侠和会の面々。だが、ロシアの特殊部隊出身の殺し屋軍団からの返り討ちに遭い、次々と被弾していく…。北海道を密輸の拠点にしようと企むロシアンマフィアに、侠和会は命を懸けた戦いへと挑んでいく！