バラ色の聖戦 第02話

Stage.1／専業主婦の三木真琴（吹石一恵）は、今日も幼い息子と娘（渡邊このみ）の世話、そして家事に追われている。ボサボサ頭にたるんだお腹、猫背でオーラの欠片もないことを自覚しているが、真琴は平気だ。「主婦がいるからダンナは安心して働けるのよ。キレイなんかより、そっちの方が大事！」

Stage.2／雑誌『GLAMOROUS』での撮影でこれまでにない充実感を味わった真琴（吹石一恵）は、敦司（長谷川朝晴）の反対を押し切りモデルになることを決意する。だが、30歳の未経験者を受け入れてくれるモデル事務所は簡単には見つからない。

Stage.3／一人前のモデルを目指してトレーニング中の真琴（吹石一恵）に、初めてのショーの仕事が舞い込む。服飾専門学校で行う小さなショーではあったが、真琴の気合は十分。モデルとしての自分を、いつまでも否定的な敦司（長谷川朝晴）に見てもらおうと発奮する。

Stage.4／ブランドのイメージモデルに就任した真琴（吹石一恵）は、働く苦労を理解できるようになったことで、敦司（長谷川朝晴）とより良いパートナーになれると期待する。だが、敦司は相変わらず妻には家にいてほしいの一点張りで、溝は深まるばかり。

Stage.5／紗良（芦名星）の策略にはまった真琴は（吹石一恵）、デザイナーのイメージに泥を塗る恥知らずなモデルとして業界から追放される。せっかく見つけた自分の道を失い落ち込む真琴。そんな真琴に敦司（長谷川朝晴）は慰めの言葉一つ掛けず、これ以上モデル業にこだわるなら離婚だと最後通告を突きつける。

最終回／真琴（吹石一恵）がモデルを辞め、三木家には以前と同じ平穏な日々が戻る。敦司（長谷川朝晴）は、真琴の写真が社内でばらまかれたことで失った信頼を回復しようと、今まで以上に仕事に没頭。真琴は再び、育児と敦司の世話だけしていればいい普通の主婦へと逆戻りする。