86 -エイティシックス- 第10話

86 -エイティシックス- 第10話

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#10 ありがとう/「羊飼い」との戦いを経て、その先へと歩み始めた隊員たちは、ついに共和国の管制から外れた。戦いを強制されることのなくなった環境下で、先を急ぐ旅でもないのだと自然の移ろいを楽しみながら、あてのない前進を続ける隊員たちとファイド。しかしレギオンの脅威は常に彼らのそばにあった。旅のさなか、ファイドから近くに街があることを聞き…。
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86 -エイティシックス- 第11話

86 -エイティシックス- 第11話

#11 行くよ/自らの誇りと、散っていった仲間たちへの誓いを胸に、彼らは最後まで歩みを止めない。武器弾薬を使い果たし、長らく付き添ったファイドが大破し、失われても。そうして彼らは、最期の場所へとたどり着く--。一方共和国に残されたレーナは、ついに彼の地へと降り立つ。パラレイド越しではない、本物のスピアヘッド戦隊基地で……。
86 -エイティシックス- 第12話

86 -エイティシックス- 第12話

#12 ようこそ/あの別れから半年。軍の迎撃砲を無断使用した咎により、少佐から大尉へ降格となったレーナだったが、シンたちスピアヘッド戦隊の遺志を胸に、新たな部隊で、今も絶え間なく続く<レギオン>との戦いの指揮を執り続けていた。そして「特別偵察任務」のなかで、<レギオン>との交戦の末に戦地に倒れたシン達。深手を負いながらも意識を取り戻した先で……。
86 -エイティシックス- 第13話

86 -エイティシックス- 第13話

#13 今更そんなこと/ギアーデ連邦に保護されてひと月。シンたちは、アルバイトをしたり、料理教室に通ったりと、「普通の少年・少女」としての日々を送っていた。街のそこかしこに広がるのは、彼らが今まで過ごしてくることのなかった「平穏な日常」。しかしそれを見つめる彼らの表情はどこか晴れない様子で……。思い思いに街の様子を見聞きして過ごした彼らは…。
86 -エイティシックス- 第14話

86 -エイティシックス- 第14話

#14 よろしく/特別士官学校への入学を決めたシンたち。かつてスピアヘッド戦隊として過酷な戦場を生き抜いてきたシンは、特士校でもその戦闘能力を発揮し、周囲を驚かせる。しかし、戦闘慣れした<エイティシックス>であるシンに向けられる視線は、決してあたたかなものだけではなかった。そうした状況のなか、配属先の部隊でシンは…。
86 -エイティシックス- 第15話

86 -エイティシックス- 第15話

#15 おかえりなさい/特士校を卒業後、シンたちはその優れた戦闘力から、それぞれ別部隊の救援へと駆り出される毎日を送っていた。久々に本拠地へと集められた彼らは、グレーテから、近く<レギオン>の大規模攻勢が予測されていることを聞かされる。既に<レギオン>の動向を察知していたシンは…。
86 -エイティシックス- 第16話

86 -エイティシックス- 第16話

#16 それでも/遂に開始された、<レギオン>の大規模攻勢。出撃先でノルトリヒト戦隊の隊員たちが目の当たりにしたのは、地平線を埋め尽くし、こちらへと押し寄せる<レギオン>の大軍だった。兵力も攻撃力も、連邦軍のそれを遥かに超える<レギオン>からの一斉攻撃を受け、西部戦線は--。
86 -エイティシックス- 第17話

86 -エイティシックス- 第17話

#17 忘れません/大規模攻勢を凌ぐも、突然の長距離砲撃により、甚大な被害を受けたギアーデ連邦の前線部隊。敵の兵装は「電磁加速砲」と推定された。かつてシンたちスピアヘッド戦隊を半壊させた、フレデリカの騎士--。かつてない強力な<レギオン>に、連邦はある決断を下す--。明日訪れるかもしれない死への緊張感に包まれる連邦軍人たちの中、しかしシンは…。
86 -エイティシックス- 第18話

86 -エイティシックス- 第18話

#18 本当は/<電磁加速砲型(モルフォ)>の討滅--。<レギオン>の支配域を単独突破して進む決死の作戦に、シンたちノルトリヒト戦隊の15名が選出された。この連邦に辿り着いてなお最前線に立ち、絶望的な生存率の作戦に就くこととなった<エイティシックス>の少年少女たち。その命を顧みぬ作戦に、憤るフレデリカだったが……。
86 -エイティシックス- 第19話

86 -エイティシックス- 第19話

#19 いっそ このまま/故郷を、家族を守るため、連邦軍は退かない--。前線で死闘を続ける彼らの様子は、無線を通してシンたちのもとにも届いていた。<エイティシックス>たちが活路を開くと信じ、散っていく兵士たち。しかし<ナハツェーラー>の進路にも、回避できない<レギオン>の軍勢が立ちはだかる。戦闘を避けつつ--。
86 -エイティシックス- 第20話

86 -エイティシックス- 第20話

#20 死ぬまで一緒に/先の大攻勢、そして対モルフォ戦でのシンの異変。かつての兄との闘いを彷彿とさせる危うさを滲ませはじめたシンに、ライデンはフレデリカを連れて退くよう告げる。連邦で得た新たな仲間を喪い、再び負うこととなった「死神」としての役割。自らを託したレーナの生存も絶望的となった今、拠り所を失いゆくシンを繋ぎとめるものは……。