やすらぎの郷 第044話

やすらぎの郷 第044話

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第044話/菊村栄(石坂浩二)は、日本の芸能界を追い出されてアメリカに渡った犬山小春(冨士眞奈美)が、その後に送った波乱の人生を知る。それも終焉に近づいた今、かつての仲間と昔話がしたくなり小春はここに来たという。しかし、若き日の身勝手さが災いし小春に会いたがる者は一人もいない。寂しさをにじませつつ問わず語りを続ける小春。
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やすらぎの郷 第001話

やすらぎの郷 第001話

第001話/認知症の妻を看取って半年、ようやく気持ちの整理がついた脚本家の菊村栄(石坂浩二)は、生まれてから80年近く暮らしてきた東京を離れる決意を固める。妻・律子(風吹ジュン)の墓前に花を手向け、住職に遺言書を預けた栄はその晩、テレビの黄金期を共に築いた“戦友”のディレクター、中山保久(近藤正臣)と会うことを約束。
やすらぎの郷 第002話

やすらぎの郷 第002話

第002話/菊村栄(石坂浩二)は、東京の家を息子に譲り、自分はテレビに功績のあった者だけが無料で入れる老人ホーム『やすらぎの郷』に入居することを、中山保久(近藤正臣)に告げる。テレビ業界では時々『やすらぎの郷』の噂が都市伝説のように出回ることがあった。中山も耳にしたことはあったが、まさか本当に実在するとは…。半信半疑の中山に…。
やすらぎの郷 第003話

やすらぎの郷 第003話

第003話/テレビに功績のあった者だけが無料で入れる老人ホーム『やすらぎの郷』への入居--、まるで夢のような話を中山保久(近藤正臣)に打ち明けた翌日、菊村栄(石坂浩二)は東京で最後の夜を迎える。しかし息子の一郎(水津聡)は仕事、嫁の加奈子(森上千絵)は会合で不在。孫の梢(山本舞香)だけが家に残り、加奈子が頼んだ出前を断って夕飯を作ってくれるという。
やすらぎの郷 第004話

やすらぎの郷 第004話

第004話/『やすらぎの郷』に到着した菊村栄(石坂浩二)は、その豪華さに目を見張る。シックな建物。眼下には海。天井の高いロビーには「Ars longa,vita brevis」(芸術は永く、人生は短し)の扁額が掲げられていた。名倉みどり(草刈民代)と修平(名高達男)の理事長夫妻に出迎えられた栄は…。
やすらぎの郷 第005話

やすらぎの郷 第005話

第005話/菊村栄(石坂浩二)には、中央の居住棟から離れたコテージが用意される。夕方にはさっそく、古い付き合いのマロこと真野六郎(ミッキー・カーチス)と、大納言こと岩倉正臣(山本圭)が栄を来訪。3人はバー・カサブランカに移動して旧交を温めることにする。栄は、入居者から「ハッピーちゃん」と呼ばれるバーテンダーの財前ゆかり(松岡茉優)に…。
やすらぎの郷 第006話

やすらぎの郷 第006話

第006話/『やすらぎの郷』に入居して最初の夜、菊村栄(石坂浩二)は驚くほど気持ち良く深い眠りにつく。目覚めもすっきり。ところが、朝だと思ってのぞいた時計はまだ午前2時を指していた。不思議な気持ちでタバコに火をつける栄。すると、どこからともなく聞こえる猫の声とともに、室内には不気味に動く影が…!?
やすらぎの郷 第007話

やすらぎの郷 第007話

第007話/三井路子(五月みどり)が菊村栄(石坂浩二)のヴィラを訪ねてくる。歌手から女優へ転身し、栄の作品で賞を獲ったこともある路子は、栄に、自分を主役に舞台の台本を書いて欲しいと懇願してくる。テーマは、かつてこの部屋に入居し、いまは亡き女優の栗山たかこと一緒に構想を練った「女の一生」。
やすらぎの郷 第008話

やすらぎの郷 第008話

第008話/菊村栄(石坂浩二)は三井路子(五月みどり)の依頼を断るものの、数日経っても路子が話した「女の三つのターニング・ポイント」という驚くべき発想が頭から離れなかった。栄から詳しい内容を聞かされたマロ(真野六郎/ミッキー・カーチス)と大納言(岩倉正臣/山本圭)も、高齢女性らしからぬ大胆さに驚き、男には書けない話だとの結論に至る。
やすらぎの郷 第009話

やすらぎの郷 第009話

第009話/一連の話を聞いた水谷マヤ(加賀まりこ)が菊村栄(石坂浩二)のヴィラを訪ねてくる。新たなる不吉の到来を予感する栄に、マヤは昔と少しも変わらず意地悪で、そのくせ不思議な説得力を含んだ言葉で部屋の模様替えを提案。さらに、三井路子(五月みどり)のストーリーにまつわる驚きの事実を栄に明かす…!
やすらぎの郷 第010話

やすらぎの郷 第010話

第010話/“姫”の愛称で呼ばれる永遠のマドンナ、九条摂子(八千草薫)が菊村栄(石坂浩二)に声をかけてくる。摂子の存在は、テレビ界で功を成した栄をして雲の上と崇める超大スターだ。緊張する栄に摂子は、亡くなった入居者の形見としてもらった古い絵を鑑定して欲しいと頼む。作家の名前は横山大観!興味を覚えた栄は私蔵の図録を手に摂子のヴィラを訪ねる。