夏目友人帳

第一話 猫と友人帳／小さな頃から妖を見ることができた夏目貴志は、招き猫の姿をした妖から妖たちが夏目を祖母のレイコと勘違いしていること、名前を返してもらいたがっていることを聞いた。祖母の遺品の中にあった「友人帳」という名の綴りは、人間から疎まれたレイコが寂しさから妖たちを隷属させる証として名前を書かせたものであった…。【提供：バンダイチャンネル】

第二話 露神の祠／友人帳を手にした夏目は、「ニャンコ先生」の力を借り妖たちに名前を返していくことを決めた。そんな夏目の前に、名前を返してほしいと現れた妖「露神」。名前の返還に応じようと友人帳を手に取るが、名を示した頁は次の頁とくっついていた。くっついた頁の名を持つ妖を、ニャンコ先生や露神と共に夏目は探し始めて…。【提供：バンダイチャンネル】

第三話 八ツ原の怪人／八ツ原に住む妖怪が、退治してほしい人間がいると夏目の元にやって来た。その人間、害を与えず暮らしている妖たちを退治するのだという。同じ頃、夏目の存在を気にする人物、田沼という同級生が現れる。自分と同じように妖を見ることができ、自分の見える世界をわかってくれる仲間かもしれない、と夏目の心は逸るが…。【提供：バンダイチャンネル】

第四話 時雨と少女／旧校舎での肝試しに参加することになった夏目。この地には、人間好きの招福の神様が欲深い人間に捕らわれ、忌まわしき妖になったという逸話があるという。不安を抱きながら肝試しがスタートすると、クラスメイトたちが姿を消してしまう。そんな中、委員長の笹田は、夏目を問い質して協力してほしいことがあると告げて…。【提供：バンダイチャンネル】

第五話 心色の切符／レイコの遺品の中から電車の切符を見つけた夏目。その切符に書かれた駅にやって来ると、そこにはレイコを待ち続けているという毛むくじゃらの妖がいた。レイコとここで会う約束をしているというその妖に名前を返した夏目は、流れ込んで来た思念から、レイコがその妖「さんと」を助けてあげようとしていたことを知るが…。【提供：バンダイチャンネル】

第六話 水底の燕／釣りをしようとダム湖にやって来た夏目たちの前には、水没した廃村が姿を現していた。そこで何者かに取り憑かれ、意識を失う夏目…。夏目にとり憑いたその妖怪は、村が再び水底に沈む前に、遠くから一目だけでも会いたい人間がいるという。夏目の協力もあって、ついに探し人に会うことが叶うのだが…。【提供：バンダイチャンネル】

第七話 子狐のぼうし／勉強合宿に出かけた夏目は、森の中で妖怪に苛められている「子狐」と出会う。怯えて途端に姿を消した「子狐」だったが、自分を助けてくれた夏目のことが気になる様子。そして、夏目が「友人帳」を持つものだと知ると、自分の名前を差し出し、子分にしてほしいと頼む。【提供：バンダイチャンネル】

第八話 儚い光／ある沼に蛍を見にやって来た夏目とニャンコ先生。そこにいたのは、沼を見つめる男性と彼に寄り添うようにしている妖だった。その男性からかつて妖を見ることができたこと、ある日突然その目が妖を映さなくなったことを聞いた夏目。もう妖を見ることのない男性が、何故この沼に来ているのか知りたいと思う夏目は…。【提供：バンダイチャンネル】

第九話 あやかし祓い／ある日突然、夏目の前に現れた“仲間”を名乗る男「名取周一」。彼もまた、夏目と同じように妖怪と呼ばれるものの類を見ることができた。表の顔は俳優、裏の顔はあやかし祓い。夏目にお祓い家業を手伝わないか、と誘う名取には、妖怪への憎しみが見えた。同じモノを見て、同じ痛みを越えて来た筈の夏目と名取だが…。【提供：バンダイチャンネル】

第十話 アサギの琴／夏目の体を頂く、と現れた傘を持った妖怪「アカガネ」。体を病んでしまった美しき蒼琴弾き「アサギ」のためだという。そして「アサギ」が憑依したせいで、変化が起きていく夏目の体。「アサギ」の気持ちが消化されれば自然と体から離れていくであろう、というニャンコ先生の言葉を聞いた夏目は…。【提供：バンダイチャンネル】