紅ShareSee detailsWatch Later少年は高校生で揉め事処理屋。暗い生い立ち故に、愛想笑いで身を守り、普通に憧れている。が同時に、そんな自身と葛藤している。信じて埋め込んだ強さの象徴…それは本当の力なのか。少女は特異な大財閥の娘。運命を呪うことも、外の世界も知らない少女の瞳は実に真っ直ぐでおそれを知らない。素直さ故に表出する彼女なりの正義…それは運命への反抗なのか。そして、少年と少女は出会った。少女は云う「子供だからといってバカにするな!」少年は想う「バカは俺のほうだ…」子供と大人、女と男、二人はどうお互いを鏡見るのだろう。アニメアクション(C) 片山憲太郎・山本ヤマト/集英社・「紅」製作委員会EpisodesSorting紅 第01話#1 極夜/平凡な高校生活を送りながら、あらゆる揉め事を解決する裏稼業・揉め事処理屋を営んでいる紅真九郎。ある日彼は、同じ揉め事処理屋として憧れの存在である柔沢紅香から、謎の少女・九鳳院紫の護衛を依頼される。真九郎は紅香に認められたい一心で、悩みつつも依頼を引き受ける。その翌日、紫を自分の部屋にひとりで待たせることに不安を感じながらも…。紅 第02話#2 溝と流れと/紫を置いて学校に行った真九郎は、心配のあまり度々紫に電話をかける。一方、留守番中の紫の前に、同じアパートの住人・環と闇絵が現れる。その間も真九郎は電話を鳴らすが、話に夢中な紫は着信に気付かない。そんなことを知る由もない真九郎は電話をかけ続け、何度目かでやっと電話が繋がる。だが、聞こえてきた声は、紫ではなく闇絵だった。紅 第03話#3 偽者の顔/真九郎が銀子から仕事の依頼を受けていたその頃、環に連れられて学校へとやってきてた紫。まるで遊園地や動物園に来たかのように、興味津々な表情で学校中を探索して回る紫。そしてしばらく歩き回っていると、紫の前に夕乃が通りかかる。互いに簡単な自己紹介を済ませると、紫は夕乃のことを半ば無視しながら再び学校探索を始める。紅 第04話#4 才物/かつて自分と銀子が通っていた幼稚園を救うため、幼稚園の土地の権利書を奪ったグループと交渉を行う真九郎。しかし、その交渉の最中に、真九郎の後をつけてきた紫が相手側に捕まる。それでも、真九郎がめげずに粘り強く交渉すると、相手グループのボスがすんなりと権利書を渡してきた。受け取って真九郎が帰ろうとしたそのとき…。紅 第05話#5 望み/日曜日。仕事で不覚をとってしまった真九郎は、未熟な自分を鍛え直してもらうため、紫を連れて崩月家へ向かう。真九郎が夕乃と稽古をしている間、夕乃の妹・散鶴と遊ぶ紫だが、誤って散鶴の人形を壊してしまう。壊れた人形をどうにかしようと、真九郎のところへ急ぐ紫。しかし、真九郎の鬼気迫る稽古姿に圧倒されて、思わず見つめ続けてしまう。紅 第06話#6 貴方の頭上に光が輝くでしょう/地元の祭で行われるミュージカルに、ボランティアで出演してほしいと頼まれる五月雨荘の住人たち。真九郎が断り続けるものの、環たちが強引に出演を決めてしまう。しかもそのミュージカルのヒロインに、なんと闇絵が大抜擢される!真九郎は、大きな不安を抱えながらも、仕方なく練習を始める。しかし、その練習の中で…。紅 第07話#7 女/紫に女としての喜びが何かを熱弁する環。彼女は、より深く知ってもらうために、紫を大学に連れて行く。そこで環は、五月雨荘にいるときとは少し違う姿を見せる。しばらく歩き回った後、座って休んでいると、ふたりの前に環のボーイフレンドである里志が現れる。和やかな雰囲気で話し始めるが、里志は「もう会うのはやめよう」と。紅 第08話#8 自愛と臆病と/紫の七五三を祝うため、真九郎たちは神社へ行くことに。紫たちが着付けや、お化粧の準備をしている最中、七五三のことを弥生に報告すると、行動が軽率だと怒られてしまい、仕方なく人の少ない駅前の神社に行き先を変更する。出店がないことにうなだれる環と闇絵。初めて訪れた神社に目を輝かせる紫。記念写真など撮りながら平和なひとときを過ごす。紅 第09話#9 貴方と私と/九鳳院家を敵に回すという事の重大さに気付き、紫の護衛を続ける自信を失ってしまう真九郎。そんな真九郎に対し、紅香は紫と九鳳院家の隠された真実を語り始める。紫が背負っている運命の重さを知った真九郎は、どんなことがあっても彼女を守り通すことを、改めて心に誓うのだった。そして、紫をより確実に守り抜くために…。紅 第10話#10 慣れの恐怖/紫を九鳳院家に連れて行かれてしまったことに、ショックを隠せない真九郎。みかねる環や闇絵。そんな真九郎に弥生は、過去に自分が仕事で犯してしまった失敗を語り出し、九鳳院や紫のことはすぐに忘れたほうがいい、とアドバイスをする。それを聞いても吹っ切ることができず、どうにかして気分転換しようと試行錯誤する真九郎。12