
クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者-
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証明してみせよ。人属の価値を--幼い頃から勇者に憧れていたアリシアは、王に選ばれし13人の勇者の1人となる。 伝説の剣を携え魔獣王クレバテスの討伐に赴く勇者たち。 だがその蛮勇は、エドセア大陸全土の人属を滅ぼしかねない最悪の危機を招いてしまう。世界に唯一残された希望は、魔獣王に託された一人の赤子だった--。
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クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- 第01話
第1幕 魔獣の王/人属がエドセアの果ての更に果てへと行くことを阻んできた四大魔獣王。エドセアの古い伝説によると、その魔獣王を倒すのはハイデン王から武器を賜った勇者の中の勇者だという。勇者に憧れ、13人の勇者のひとりに選ばれたアリシアは、彼らと共に月の山の主・クレバテスに挑む。

クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- 第02話
第2幕 囚われた魔獣王/山賊に囚われたアリシアたちは、アジトへと連れて来られる。ルナを連れていたクレンは、そこでネルという女性に引き合わされる。一方、別行動となったアリシアは山賊のボスを自称するブロコに、魔鉱石を持ち歩いていたことから勇者の一人だと見破られ、「至宝」の在処を白状するように迫られるが……。

クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- 第03話
第3幕 勇者の仕事/クレバテスの魔血によって不死となっていたアリシアは、吊橋から落ちても生きていた。血を流しすぎて身動きが取れないアリシアの前に、魔血で子犬のような姿を形作ったクレバテスが現れ、ネルが乳母役を断わった理由を問う。山賊は出ていく者を執拗に追いかけるからだと言われたクレバテスは、その言葉に--。

クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- 第04話
第4幕 魔術の適性/至宝「滝割り」を手にするべく、樽に潜んでエルベの縦坑の湖へと沈んでいくアリシア。ようやく底にたどり着いたかと思い樽を出ると、そこは巨大な水棲魔獣の頭の上だった。クレバテスよりも大きい水棲魔獣に吸い込まれそうになりながら、「滝割り」へと必死に手を伸ばすアリシアだったが--。

クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- 第05話
第5幕 ボーレートの進軍/山賊「鴉」を壊滅させ、アジトを離れようとするクレンたち。「滝割り」をクレンに没収されたアリシアは、ブロコの部屋に剣があると聞き、それを取りに向かう。ブロコの部屋で剣のほかに金や革製の鎧を手に入れたアリシアだったが、そこへクレンが吹き飛ばされてきて--。

クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- 第06話
第6幕 虫を操る魔道士/魔術と魔道士について報告するためにガルトが去り、アリシアはクレンにハイデンの現状を報告する。王と首都機能を失ったハイデンは、隣国ボーレートに攻め込まれていたのだ。ハイデンがボーレートに支配されれば、ハイデン人のルナは王になれない。ルナを人の世界で生かすには、ハイデンを守らねばならないと聞かされたクレンは--。

クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- 第07話
第7幕 魔術奥儀/ナイエの狙いは、ルナに魔術の適性があるか、ひいては王の血筋であるかを確認することだった。ルナに薬を飲ませようとするナイエ。これにネルルは怪力によって鉄製のベッドを押し返し反撃する。一方、手元に武器が無いまま巨大ムカデの攻撃をまともに受けたアリシアは……。

クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- 第08話
第8幕 蟲の流動/メイナードに扇動されたシロンの町の自警団により、アリシアたちが逃げ込んだ水車小屋は包囲されてしまった。出て来ないアリシアたちに痺れを切らし、松明を投げつけてあぶり出そうとする自警団のフィル。そこへ自警団団長のマークが現れる。勇者に聞きたいことがあると呼びかけられ、表に出たアリシアだが……。

クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- 第09話
第9幕 戦場のハイドラート/ドレル率いるボーレート軍に侵攻される中、ハイデン皇太子妃のトアラは、王の代理として宝具『王の鎚』を持ち出陣することを決める。一方、クレンたちがボーレート軍上位魔道士・ナイエの力を利用して首都ハイドラートへ向かうと、ボーレート軍とハイデン軍が交戦中だった。そこにドレルの姿を見つけたアリシアは--。

クレバテス-魔獣の王と赤子と屍の勇者- 第10話
第10幕 マルゴとドレル/クレバテスが囚われた球体・魔血牢の様子を見に来たところでロッドに声をかけられたガルト。王家の炉が奪われることを危惧したロッドに頼まれ、彼と取引をしてドレルの元まで運ぶことを承諾する。その頃、王家の炉に繋がる扉を開ける手段を探していたクレンは、塔の煙突を降りて炉の前に立っていた。するといつの間にか扉が開いていて--。
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