OZU ~小津安二郎が描いた物語~

OZU ~小津安二郎が描いた物語~

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映画監督・小津安二郎の生誕120年を記念し、初期サイレント映画をドラマリメイク!全6作品を気鋭の映画監督6人が現代設定に置き換え、オムニバスドラマ形式でお送りする。“小津調”と称される独特かつ唯一無二の映像世界で、没後60年となる今もなお国内外で高い評価を受け続ける“世界のOZU”。『東京物語』『晩春』など後期の代表作が注目されることが多いが、本作では初期の作品に焦点を当てる。第1話に取り上げるのは、下町の人情を描いた1933年公開の『出来ごころ』。田中圭が主演を務める。第2話は1932年公開の傑作『大人の見る繪本 生れてはみたけれど』を主演・柄本佑で、第3話はギャング映画『非常線の女』を主演・前田敦子でドラマリメイクする。また、第4話のコメディ映画『淑女と髯』は主演・成田凌、第5話のシリアスな映画『東京の女』は主演・石橋静河、最終話の青春映画『青春の夢いまいづこ』は主演・中川大志と、全6話で多彩なOZUの世界に迫る。決して色あせることがない普遍性を持ち合わせた小津作品。豪華キャストによる新たな視点で描く名作の数々をお楽しみいただきたい。
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OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第01話

OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第01話

第1話 「出来ごころ」/酒やばくちに目がなく妻に逃げられた喜八(田中圭)は相棒の次郎(渡邊圭祐)と同じ工場で働きながら、息子の富夫(森優理斗)と暮らしていた。ある日、喜八は町に流れ着いてきた春江(白石聖)にひと目惚れ。春江はおとめ(渡辺真起子)の切り盛りする食堂を手伝い始め、喜八は春江への想いを募らせていく。
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OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第02話

OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第02話

第2話 「生れてはみたけれど」/会社員の健介(柄本佑)と妻の英子(国仲涼子)は2人の息子を連れて田園の広がる郊外に引っ越した。新しい住居は健介の上司・岩崎(染谷将太)の家の近所にあり、健介は岩崎に気に入られようと必死だ。しかし、息子の良一(小山蒼海)と啓二(白鳥廉)は、転校先の学校で偉そうにいばる岩崎の息子たちとけんかになってしまう。
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OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第03話

OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第03話

第3話 「非常線の女」/昼間は歯科助手として働く時子(前田敦子)は、恋人で元ボクサーの拓実(高良健吾)たちと一緒に美人局で金を稼いでいた。ある日、拓実は不良グループの新入りユウキの姉・彩(片山友希)に弟を非行に巻き込まないでほしいと頼まれる。その願いを一蹴するが、凛とした彼女の姿を目にして惹かれていく拓実。その異変を感じた時子は不安を抱き…。
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OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第04話

OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第04話

第4話 「淑女と髯」/わが道をゆく大学生・岡嶋(成田凌)は長くて立派なひげがトレードマーク。ある日、岡嶋は道端で広子(堀田真由)と出会い、彼女に絡んでいた連中を追い払う。しかし、助けたはずの広子から「暴力はよくない」と非難され、岡嶋はそんな広子のことが気になり始める。その後、就職活動を始めた岡嶋だったが、面接の結果はことごとく不採用。
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OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第05話

OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第05話

第5話 「東京の女」/両親の死後、相続した一軒家で2人暮らしをしているちか子(石橋静河)と弟の良一(金子大地)。大学生の良一は恋人の春江(南沙良)とともにボランティア活動にいそしみ、一方のちか子は出版社で働いて家計を支えていた。そんなある日、春江は作家志望の兄(中島歩)から、ちか子のよからぬ噂について聞かされる。
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OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第06話(最終話)

OZU ~小津安二郎が描いた物語~ 第06話(最終話)

最終話 「青春の夢いまいづこ」/文武両道でなんでも完璧にこなす堀野(中川大志)とお調子者でどこか憎めない斎木(渡辺大知)は同じ大学に通う親友同士。捨てられた亀を飼い始めたり、休み時間にサッカーに興じたりと、青春時代をともに過ごす。しかし、父の死をきっかけに堀野が地元に帰ることに。それ以来、疎遠になった2人だが、数年後、偶然の再会を果たす。
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