
岸辺露伴は動かない
荒木飛呂彦・原作の大ヒット漫画「ジョジョの奇妙な冒険」からスピンオフした傑作漫画を初めて映像化したドラマ「岸辺露伴は動かない」。相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、書き込んで指示を与えることができる“ヘブンズドアー”。この特殊な能力を持つ漫画家の岸辺露伴が遭遇する奇妙な事件に立ち向かう。
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岸辺露伴は動かない 第01話
(1)「富豪村」/周囲から隔絶された山奥に豪邸が立ち並ぶ「富豪村」。所有者はいずれも各界で成功した大富豪ばかりで、20代でこの村の土地を所有して成功しているという。ただし、ある条件をクリアしないと買うことが許されないらしい。真偽を確かめるべく露伴(高橋一生)は、編集者の泉京香(飯豊まりえ)と共に富豪村に赴く。 原作 荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」

岸辺露伴は動かない 第02話
(2)「くしゃがら」/露伴(高橋一生)は同僚の漫画家・志士十五(森山未來)から奇妙な相談を受ける。担当の編集者から「くしゃがら」という言葉は使用禁止だと言われたのだ。しかしネットにもどんな辞書にも意味は載っていない。使うなと言われると使いたい。だが意味を知らないと使えない。 原作 荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」

岸辺露伴は動かない 第03話
(3)「D.N.A」/担当編集の京香(飯豊まりえ)から付き合っている写真家の平井太郎(中村倫也)の記憶喪失を“催眠術”で探ってほしいと頼まれた露伴(高橋一生)。写真家だった太郎は6年前に交通事故にあい、一命は取り留めたが、社会復帰できずにいた。 原作 荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」

岸辺露伴は動かない 第04話
(4)「ザ・ラン」/露伴は会員制のスポーツジムで橋本陽馬という若い男と出会う。陽馬は駆け出しのモデルで、事務所の社長から「体を作れ」と指示されてジムに通う、無気力でつかみどころのない青年だった。だがこの日を境に陽馬はランニングにのめり込むようになり、走りに対する執着は次第に常軌を逸していく。 原作 荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」

岸辺露伴は動かない 第05話
(5)「背中の正面」/露伴の家にリゾート開発を請け負う会社に勤める男、乙雅三が訪ねてきた。家の中に招き入れると、男はなぜか背中を壁につけたまま、ずりずりと不自然なかっこうで入ってくる。靴を脱ぐときも、椅子に座るときも、紅茶を飲むときも、愛想笑いをしながら、男は決して露伴に背中を見せようとしない。 原作 荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」

岸辺露伴は動かない 第06話
(6)「六壁坂」/露伴は妖怪伝説を取材するためだけの理由で六壁坂村の山林を買い破産してしまう。財産よりもネタが大事な露伴は妖怪伝説の謎を追って京香と村を訪れるが、手がかりは見つからない。そんな時、露伴の前に現れたのは村一番の名家の跡取り娘、大郷楠宝子だった。 原作 荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」

岸辺露伴は動かない 第07話
(7)「ホットサマー・マーサ」/長らくリアルな取材ができず、いらだつ露伴は子犬を連れて、散歩に出かける。強い日差しとマスクのせいでもうろうとしながら見知らぬ神社に迷い込むと、そこには根元が洞になった巨木があった。中は祠(ほこら)のようで、がぜん興味がわいた露伴は中に入るが、気がつくとそこにうずくまっていた。 原作 荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」

岸辺露伴は動かない 第08話
(8)「ジャンケン小僧」/京香と打ち合わせ中のところに、漫画『ピンクダークの少年』を持ったファンの少年(大柳賢:柊木陽太)が突然尋ねてきた。露伴は「仕事場にいきなり来るのは良くないね」と言って少年を追い返してしまうが、再び現れた少年は、やぶから棒にジャンケン勝負を露伴に挑むのだった。 原作 荒木飛呂彦「岸辺露伴は動かない」