さよならマエストロ～父と私のアパッシ…

第1楽章 それが彼の運命／家族に去られ、1人ウィーンで暮らす元指揮者の俊平（西島秀俊）。だが妻・志帆（石田ゆり子）に頼まれ、俊平は帰国して娘の響（芦田愛菜）らと生活することになるが…。

第2楽章 エンディングオーケストラ、誕生／白石市長（淵上泰史）の強引なやり方も意に介さず、新しい演奏曲を提案し、新メンバーも募集する俊平（西島秀俊）。一方、響（芦田愛菜）は上司からある指令を受けて…。

第3楽章 田園コンサートの奇跡／コンサートに向けて練習する晴見フィルに、響（芦田愛菜）は当日にホールが使えなくなったと伝える。不穏な空気の中、俊平（西島秀俊）はある場所での演奏を思いつき…。

第4楽章 勘違いな恋の喜劇／志帆（石田ゆり子）が気になる俊平（西島秀俊）は古谷（玉山鉄二）に相談するが、古谷には俊平に隠している秘密があった。そんな中、俊平と志帆が鉢合わせてしまい…。

第5楽章 思春期な娘の家出と初恋／響（芦田愛菜）たちが家出しバラバラになってしまった夏目家。そんな中、それぞれが家族への想いを語り、5年前の真実が明らかに！俊平（西島秀俊）と響に起きたこととは？

第6楽章 さよならコンサート／ホールの閉館が早まり、最後のコンサートに向け準備を進める晴見フィル。そんな中、俊平（西島秀俊）は近藤（津田寛治）の密かな夢を知る。さらに瑠李（新木優子）の…。

第7楽章 77歳の夢ライブ／人生初のリーダーライブを企画する小村（西田敏行）だが、予期せぬ事態が起きる。一方、俊平（西島秀俊）憧れのドイツの名門交響楽団から常任指揮者のオファーがきて…。

第8楽章 親子の愛のカタチ／響（芦田愛菜）は、天音（當真あみ）を心配し家を訪ねる。一方、家出して以来初めて俊平（西島秀俊）は30年ぶりに帰省し、行彦（柄本明）に勘当された理由が明らかに…。

第9楽章 父と娘のアパッシオナート／シュナイダー先生（マンフレッド・W）から届いた譜面をヒントに、曲作りに没頭する俊平（西島秀俊）。一方、響（芦田愛菜）はあることをきっかけに俊平の想いを知り…。

最終楽章 たくさんのありがとうとさよなら／響（芦田愛菜）と和解した俊平（西島秀俊）に、シュナイダー先生が倒れたと連絡が入る。ドイツへ行くか悩む俊平には、晴見フィル存続の命運をかけた最後の公演があり…。