龍王の恋 永遠（とわ）なる誓い

字幕／第21話／皇帝の命令により、塵月（じんげつ）は急遽、辺境から都へと戻ることに。当然そこに奸臣の企みがあることは、彼女も隆言（りゅう・げん）も承知の上。道中も、そして都に着いてからも、塵月は慎重に振る舞い、つけ入る隙さえ与えない。だが、彼女の“敵”は奸臣や東羅（とうら）の寒煕雲（かん・きうん）だけではなかった。

字幕／第22話／皇宮のしきたりを教え込まれ、うんざり顔の塵月（じんげつ）。そんな彼女に、突然4人の刺客が襲いかかった。隆言（りゅう・げん）が助太刀に入り、幸いケガはなかったものの、塵月はあることに気づき、不審がる。刺客の太刀筋は、彼女の命を奪うのではなく、顔を傷つけようとしているように思えたのだ。やがて青青（せいせい）が、刺客の雇い主を突き止め…。

字幕／第23話／「また明日会おう」と約束し、塵月（じんげつ）と小シン（しょうしん）は別れた。今日は思いがけない成り行きから立ち回りを演じたが、2人は幼なじみだったのだ。だが、皮肉なことに小シンの主（あるじ）は、塵月を仇と憎む煕雲（きうん）である。2人は敵対せざるを得ない運命にあった。そして、煕雲が動き出す。彼は塵月を陥れるための策を講じ…。

字幕／第24話／塵月（じんげつ）と煕雲（きうん）の知恵比べは、塵月に軍配が上がった。企みが潰えた煕雲は激怒し、配下の者を惨殺。怒りを鎮めるように意見した小シン（しょうしん）には、何度もムチを振るうのだった。やがて、夜の街を歩いていた塵月と隆言（りゅう・げん）は、傷だらけで倒れ込む小シンの姿を目にする。2人は彼女を将軍府へと連れ帰り…。

字幕／第25話／南昭（なんしょう）軍の追撃を受けた封塵月（ほう・じんげつ）と隆言（りゅう・げん）は崖下に落ち、行方不明に。趙（ちょう）副将からの報告で事態を知った陸征（りく・せい）は、2人の捜索を指示するのだった。そんななか、雪阡尋（せつ・せんじん）は、青青（せいせい）との恋に真剣になりすぎぬようにと、命格星君（めいかくせいくん）から忠告を受け…。

字幕／第26話／青青（せいせい）の流星痕を消すため、浮生琵琶（ふせいびわ）の弦を外そうとした雪阡尋（せつ・せんじん）は、激しい苦痛に耐えきれずに昏倒してしまった。彼を回復させる秘薬と自分のレイ羽（れいう）を交換してくれないかと、命格星君（めいかくせいくん）に持ちかける青青。そうして彼女は、万物をよみがえらせる三珠葉茶（さんじゅようちゃ）を手に…。

字幕／第27話／隆言（りゅう・げん）の解毒によって一命を取り留めた小シン（しょうしん）は、虎嘯谷（こしょうこく）へ向かう。この場所で彼女は、封（ほう）家軍によって殺されたという父の死の真相を突き止めようとしていた。光の届かぬ洞窟の中で、白骨と化した屍を見つけた小シン。その手に握られた布には、血で書かれた文字が。

字幕／第28話／東羅（とうら）国と密かに手を結んでいた奸臣・郭（かく）の悪事は暴かれ、罰を受けた。その一方で、東羅が侵攻を開始したとの知らせが。巾幗（きんかく）大将軍・封塵月（ほう・じんげつ）は自ら志願し、再び辺境の地へと赴くのだった。またもや監軍使として同行してきた陸征（りく・せい）は、塵月に言う--「私の気持ちが分からないか？」。

字幕／第29話／青青（せいせい）が喜ぶ贈り物を--そう考えた雪阡尋（せつ・せんじん）は、命格星君（めいかくせいくん）のもとへ。そして、多大な霊力を費やして作った縛神網（ばくしんもう）と引き換えに、どんな傷痕も癒やせる曼陀織（まんだおり）の髪帯を手に入れたのだった。一方、ついに始まった龍炎（りゅうえん）と封塵月（ほう・じんげつ）の婚儀の最中…。

字幕／第30話／「前に会ったことがある？」と、幼い口調で軽烟（けいえん）が尋ねる。封塵月（ほう・じんげつ）は再び転生し、崑崙（こんろん）派の弟子・軽烟となっていた。妖怪に襲われた彼女を救った龍炎（りゅうえん）は、軽烟の18歳の誕生日に“過去”について、すべてを話すと約束するのだった。“妖怪は悪”という師匠の教えを受けて、軽烟は次第に成長し…。