Do It Yourself!!
みんなで、いっしょにつくろうよ。女子高生×工具=ものづくり。DIY“初心者”女子の日常物語、活動スタート!これは、家具や友情や、ひいては人生までも、考え、工夫し、苦労し、失敗し、それでも諦めずに自分の手で完成させて、未来を切り開いていこうとする少女たちの、その最初の一歩を描く物語である---。
Sorting
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 第01話
第1話 DIYって、どー・いう・やつ?/のんびりと夢見がちな結愛せるふと、現実的でしっかり者の須理出未来(ぷりん)。幼なじみのふたりは4月に、別々の高校へ進学した。せるふとぷりんも、本命の高校は同じだったが、せるふは不合格で、滑り止めの高校へ通うことになったのである。ある朝、せるふは、登校中に自転車を壊してしまい…。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 第02話
第2話 DIYって、だれかと・いっしょに・やるってこと?/DIY部存続のための人数会わせとして、『DIY』の意味も分からないままに入部することになったせるふ。部を存続するためには、部員を増やさなければならない。どうやったら、部員を増やせるのかと思案するせるふに、同じクラスの日陰匠(たくみ)が…。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 第03話
第3話 DIYって、どうして・いきなり・やってきた?/アメリカの新進気鋭のIT企業の創設者の娘で、飛び級で高校に進学した12歳の天才少女が、せるふとたくみの隣のクラスに編入してきた。そんな天才が、どうして普通の高校に?ぷりんらが通う、隣接する最先端の設備を誇る高校になら話はわかるが……。せるふたちが、DIY部部員を増やすため…。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 第04話
第4話 DIYって、どこでも・いごこち・よくなるよ/帰宅したぷりんは、せるふの部屋にジョブ子がいるのを見る。ぷりんは気が気でなく、せるふの家に行き、ジョブ子を紹介される。天才少女ジョブ子に興味を持つぷりん。ジョブ子とぷりんは、最先端の工学話で盛り上がる。次の朝、ぷりんが自分の部屋で目覚めると…。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 第05話
第5話 DIYって、どこかに・いばしょが・ようやく/隣の高校の生徒、幸希心(しー)が、DIY部に突然やってきた。彼女は隣の校舎から、よくせるふたちを見ていて、何かいつも面白そうなことをしていると、興味を持っていたのだった。せるふたちが、DIY部だと知り、楽しそうだから混ぜてくれというしー。せるふたちはあっさりと受け入れるが…。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 第06話
第6話 DIYって、どうでも・いいもの・やくにたつ!/DIY部で『秘密基地』を作るための材料集めは順調に進んでいた。休日、せるふたちは、海へ行くことにする。海で、木の枝や、貝殻や、はたまた鉄パイプなど、秘密基地作りに役に立ちそうなものはもとより、DIYでペンダントやブローチなどの小物を作るための材料をまかなうためである。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 第07話
第7話 DIYって、ぢめぢめしてたら・いえで・やればいいね/梅雨の時期。湿度は高く、すっきりとしない雨の日が続く。せるふたちのDIY部の部室にはエアコンが無い。そのため、非常に蒸し暑く、不快で、なかなか作業がはかどらない。アメリカから来たジョブ子は初めての梅雨に、人一倍不機嫌になっている。そこで…。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 第08話
第8話 DIYって、できない?・いいえ!・やれますとも!/DIY部の『秘密基地』計画は順調に進んでいる。素材、材料を集めて、小物を作って、売って、必要なパーツを買うための資金を得る。まだ、パーツを買うには資金は足りないが、この調子でいけば目標額に到達する日も遠くはなさそうで、せるふたちはますますやる気を出す。せるふは、秘密基地のイラストを描き…。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 第09話
第9話 DIYって、どっきり?・いがい!・よていがい!/7月、せるふたちの学校の期末試験が終わり、溜まった資金で『秘密基地』作りに必要なパーツも発注し、いよいよ着工が目前に迫る。「週明け、月曜日の放課後から作業を開始し、夏休みまでには完成」させるというくれいの言葉に、盛り上がるせるふたち。日曜日、せるふはDIY部の部員を家に呼ぶ。
Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ- 第10話
第10話 DIYって、どんぞこ?・いんぽっしぶる?・ゆうきとやるきがあればなんでもできる!/『秘密基地』着工当日、せるふたちは衝撃を受ける。学校側の事務的な伝達ミスで、これまでに集めた材料がすべて失われてしまったのだ。せるふたち、DIY部の部員たち、さすがに落ち込み家に帰る……。